漫才作り実践トレーニング①【前編】

漫才の作り方

今回は、「実践トレーニング」ということで、特定のテーマや題材を決めて、それに沿った漫才を実際に考えていきたいと思います。

第一回のテーマは「中華料理屋」。
コント漫才で作ってみたいと思います。

コント漫才としゃべくり漫才の違いについてはコチラをご参照ください。

さて、「中華料理屋のコント漫才を作ってください」と言われたとして、あなたならどんな人物を登場させるでしょうか?

おそらく多くの人が最初にイメージするのが、店員と客という設定かと思います。
そして、店員をボケにした方が作りやすいと感じる方も多いはずです。

登場人物のどちらにボケさせるか?についてはコチラをご参照ください。

しかし、店員と客のパターン以外にも、様々なパターンを考えることは可能です。面白くなるか、書きやすいかはさておき、例えば以下のようなパターンがあるでしょう。

①店主と女将さん(夫婦)
②店主とアルバイト
③女将さんと息子の妻(嫁姑)
④常連客と一見客
⑤店外に並んでいる客同士(人気店の設定)
⑥古参バイトと新人バイト

他にも作ろうと思えば、様々なパターンがあるはずです。加えて、別に1人1役でないといけない決まりはありません。1人で何役もやるという設定にしてしまうことも出来ます。

こんな感じで色々な設定が考えられますが、今回は第一回ということでもあるので、オーソドックスに客と店員という設定にしてみましょう。

次に考えるのは、どんな流れでコントパートに入っていくかと言うことです。ここは考えどころなのですが、思い切りトリッキーな入りにしてしまうという手もありますが、今回は入り方に関してもオーソドックスなものにしてみましょう。

例えば、、

ふたり「どうも!よろしくお願いします!」
ボケ「俺さ、何食うか迷ったら結局チェーン店にしちゃうんだよね」
ツッコミ「分かる分かる」
ボケ「でもさ、新しい店も開拓したくてさ、住宅街にひっそりあるような町中華とかも気軽に入れるようになりたいんだよね」
ツッコミ「町中華!いいよねー」
ボケ「だからさ、町中華に入るシミュレーションしておきたくて、どんな客だと店側が嫌がるか知っておくために、ちょっと俺が店員さんやるから、入ってくるお客さんやってくれない?」

みたいな流れです。
良くあるパターンではありますが、極力スムーズに、あまり前置きが長くならずにコントパートに入れるような工夫をするとよいでしょう。

コントパートへの入り方については、コチラをご参照ください。

コントパートへの導入までをある程度固めることが出来れば、いよいよコント漫才で一番大切なコントパートのボケとツッコミを考えていく段階です。

では、実際のボケを考えていく方法については、【後編】で紹介していきましょう!!

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